大人・子どもと分け、赤ちゃんごとに数える
同じ0〜2歳でも、授乳中か、離乳食を食べているか、紙おむつか布おむつかで必要な物は違います。兄弟姉妹でもサイズや食べられる物が違うため、合算する前に一人ずつ確認します。
そなえヨミの計算機は、赤ちゃんを大人・子どもの食品と携帯トイレへ一律に加えません。ミルク、離乳食・幼児食、紙おむつを普段の量から別に計算し、実際にトイレを使う回数だけ携帯トイレへ足します。
紙おむつは、今の形・サイズ・普段の枚数で
交換回数には個人差があり、月齢だけから一律には決められません。今使っている紙おむつの形とサイズを確かめ、普段の1日使用枚数に備える日数を掛けます。家にある枚数を引けば、不足枚数が分かります。
1パックの枚数は、サイズや商品で変わります。手元の商品表示を見て入力し、不足枚数を1パックの枚数で割って端数を切り上げると、買い足すパック数になります。サイズは必要枚数の推定には使わず、買い間違いを防ぐ目印として残します。
- テープかパンツかを確認する
- 新生児、S、M、L、ビッグなど、今のサイズを確認する
- 普段の1日枚数と、いま家にある枚数を数える
- 手元の1パックの枚数を商品表示で確認する
- 複数の赤ちゃんがいる場合は、サイズ別に分ける
テープ・パンツと、手元のサイズ表示を見る
月齢の標準値でなく、わが家で使う枚数を数える
家にある枚数と、1パックの枚数を商品で確認
おしりふき、交換シート、袋、肌ケア、着替え
布おむつは、断水時の洗濯まで考える
布おむつを使う家庭は、予備の布だけでなく、洗浄に使う生活用水、洗剤、乾燥方法、汚れた布を一時保管する袋を確認します。飲料・調理用の水とは別に考えてください。
紙と布を併用する場合、計算機が表示する数量は入力した紙おむつ分だけです。停電・断水時にいつもの洗濯ができない場合も想定し、家庭に合う予備を決めます。
おむつと一緒に使う物を離さない
紙おむつだけあっても、交換と衛生管理に必要な物が離れていると使いにくくなります。おむつの近くに一組をまとめ、持ち出し用にも少量を分けます。
- おしりふき
- 交換シート
- 使用済みおむつを入れる袋
- 手指を清潔にする物
- 普段使っている肌ケア用品
- 季節に合う着替え
ミルクは、普段の授乳方法と製品表示を基準に
必要な家庭は、普段飲んでいる粉・液体ミルクを、まず3日分、できれば1週間分確認します。母乳だけの場合にミルクを自動で足したり、すべての赤ちゃんへ同じ量を当てはめたりはしません。授乳する人の飲料、食事、休息も備えに含めます。
粉ミルクは製品表示どおりに計量し、一度沸騰させて70℃以上に保った湯で調乳します。作り置きや飲み残しは使いません。液体ミルクは水や熱源なしで使えますが、表示された保管方法と期限を守り、開封後はすぐに飲ませ、残りは捨てます。
哺乳瓶だけでなく、災害時に使える清潔な紙コップやスプーンも確認します。無理に流し込まず、赤ちゃん自身が少しずつ飲めるようにします。不安があれば医師、助産師、保健師などへ相談してください。
離乳食とアレルギー対応食は食べ慣れた物を
月齢表示だけで選ばず、普段食べているかたさ、量、味に近い物を備えます。農林水産省の要配慮者向けガイドは、瓶詰やレトルトの離乳食を少なくとも2週間分備えるよう案内しています。
食物アレルギーがある場合は、普段安全に食べられるミルクや離乳食を少なくとも2週間分確認します。配布品も原材料表示を毎回確かめ、周囲へ伝えるカードも一緒に用意します。代用品や食事内容を自己判断で変えず、必要に応じて医師や管理栄養士へ相談してください。
持ち出す情報と薬も一組にする
母子健康手帳、健康保険の資格情報、医療証、お薬手帳、常用薬をすぐ持ち出せるようにします。母子健康手帳の重要なページや連絡先は、コピーや端末内のデータとしても残しておくと、原本を持ち出せない場合の確認に役立ちます。
抱っこひも、着替え、タオル、普段落ち着く小さなおもちゃも、赤ちゃんを安全に移動させて過ごすための備えです。薬や医療ケア用品の量・代替品は、平時に主治医や薬剤師へ確認してください。
主な根拠
- 農林水産省|要配慮者のための災害時に備えた食品ストックガイド
- こども家庭庁|授乳・離乳の支援ガイド
- 消費者庁|乳児用粉ミルクの調乳時の注意
- 東京都福祉局|乳児用液体ミルク
- 札幌市|赤ちゃんのための防災グッズリスト
- こども家庭庁|母子健康手帳
数値には公的な目安と、そなえヨミの簡易試算が含まれます。自治体、医療者、製品メーカーなどの個別案内がある場合は、そちらを優先してください。