まず3日分を完成させる

収納や予算が限られる場合は、水・食品・携帯トイレの3日分を最初の整備段階としてそろえます。これは完成量ではありません。特に携帯トイレは、1人1日5回を目安に7日分(1人35回分)が推奨されているため、順次7日分へ増やします。

家にある食品や日用品も数え、足りない分だけを買い足せば、一度に大きな出費をする必要はありません。

3日分ができたら、普段の買い物で1日分ずつ増やします。食べた分を補充するローリングストックにすると、期限切れと買い直しの負担を抑えられます。

目標を7日分へ伸ばす理由

農林水産省は、災害の状況によってライフラインの復旧や支援物資の到着に時間がかかり、1週間ほど食品を入手しにくくなる場合を想定しています。そのため、家庭では最低3日分から1週間分の食品備蓄が望ましいと案内しています。

7日分は『全部を防災専用品で買う量』ではありません。米、麺、缶詰、レトルト食品、飲料など、普段から置いている常温食品も含めて数えます。

人数別・7日分の早見表

下の数量は、公的な水・携帯トイレの1日あたり目安と、そなえヨミが置いた食品1日3食の条件から求めた簡易試算です。2Lボトルは端数を切り上げています。

家族人数別の7日分備蓄量
人数2Lボトル食品携帯トイレ
1人21L11本21食35回
2人42L21本42食70回
3人63L32本63食105回
4人84L42本84食140回
5人105L53本105食175回

家族ごとの必需品は別枠で

一般的な数量だけでは足りない家庭があります。処方薬の予備や保管方法は自己判断せず、主治医・薬剤師へ平時に相談してください。アレルギー対応食、乳児用ミルク、介護食、衛生用品、ペットの療法食なども、普段の使用量から必要日数分を確認します。

  • 最新のお薬手帳と連絡先
  • 乳幼児・高齢者・要介護者の食品と衛生用品
  • アレルギーや食事制限に合う食品
  • ペットのフード、水、薬、トイレ用品

主な根拠

数値には公的な目安と、そなえヨミの簡易試算が含まれます。自治体、医療者、製品メーカーなどの個別案内がある場合は、そちらを優先してください。